ブルーベリー博物館様々なブルーベリーの紹介栽培方法など

栽培について
栽培について
     ブルーベリーの鉢栽培のコツは用土に酸性のピートモスを用いる事と水の与え方です。
    ブルーベリーは他の果樹と異なり用土を酸性に保つと発育が良好です。
最初は小さい5号位の鉢から始めて1〜2年毎に植え替えをしていきます。
用土についての説明
 最初から花芽の付いた大株を購入すれば当然結実も早く、収穫も多いが高価です。
 挿し木で小さい苗木から段々に育てていく楽しみもあります。
     鉢は西日の当たらない通風と日照の良いところに置いて管理してください。
真夏は直射日光が当たらないところに置いてください。
 BBは乾燥させないように管理して下さい。水が足らないと新梢が簡単に枯れます。
乾燥状態が長引くと本体も枯れます。真夏の水切れは禁物です。
 乾燥は禁物ですが逆に水はけが悪いと根腐れを起こします。
 長引くとやはり枯れこみますので要注意です。

   マルチング
     鉢の表面に有機物で被覆することを言います。
     土を固めないこと、乾燥防止、雑草防止等の効果があります。
     わら、樹皮、木材のチップ等を使用します。
     当園は屋上で風が強いので木材のチップを使っています。
     マルチングの欠点は乾燥の程度が分かりにくいことです。
      
    害虫
新梢にアブラムシがつきます。
      柔らかい歯ブラシで落とすか弱毒性の殺虫剤を局所にのみ散布します。
 まれにコガネムシに葉が食害を受けると葉が網目状になって色が抜けますが
狭い範囲なら樹勢には影響ありません。

根腐れ病
初夏の頃に葉が黄色くなって樹の勢いがなくなって、そのままでは枯れこむことが
あります。
ハイブッシュ系に発生しやすい傾向があります。
異常を発見したら早めに水はけの良い用土に植え替えてください。

    剪定
        1年目は剪定しない。花芽が着いていたら落とす。
        2年目は長果枝の先端を切って短果枝を出すようにする。
        3年目からは地ぎわから出る新しい枝(シュート)がある程度伸びたら先端を切る。
        込み合う枝は元から切る。
        数年して幹が古くなって花芽が着きにくくなったら根元から切る。

  収穫量を増やすには
 プロのBB農園を見学すると必ず多品種を混植しています。
 BBの花はすずらんの花を逆さにしたような形をしているので
 人工授粉は他の果樹に比べてやや、困難です。
 確率を良くするためには多品種、本数を多く植えることです。
花芽を多く着けるために剪定のコツがあります。
 短果枝を多く作るように7月初めに勢いのいい新梢を摘心し側枝を発生させる
 ようにします。
 強い剪定をすると枝ばかり伸びて短果枝がつきにくくなります。
 NHKの月刊誌「趣味の園芸」にも毎月のBBの管理の仕方が載っています。

  植付けの時期
 果樹全般に云えることですが活動が停止している晩秋か初春がベストです。
 晩秋に植え付けた方が春からの生育は活発になりますが、寒冷地では
 植え替えたばかりの根が凍害にあう恐れがあるので初春がお勧めです。
 この時期に園芸センター等の店頭にポット苗が並ぶことになります。
 カタログで注文する通販のポット苗もこの時期に宅配されます。
 必ず相性を考えて異なる2品種以上を購入してください。
 組み合わせが判らなければアドバイスをしてくれる店を探して下さい。

   植え替え
     鉢植えのBBはできたら毎年植え替えた方が根の発育のために好ましいです。
 元気に育っていれば一年で根が鉢一杯になります。
 一回り大きい鉢に根土を壊さないで植え替えるのは真夏以外なら問題ありません。
 鉢を大きくできない状況では根土を三分の一位落として同じ鉢に植え替えます。
 この作業は晩秋か初春に行ってください。

  施肥
 原則として年間に2回肥料を与えます。
 鉢植えのBBでは地植えと異なり寒肥は使いません。
 3月上旬の発芽前に年間の施肥量の3分の2を与えます。
 玉肥(油粕、骨粉)を鉢の表面に置きます。
     大粒で鉢の号数x0.5、中粒で号数x0.8個位です。
 土に混ぜないで置く事により段々に効いてきます。
 5月上旬と収穫後にお礼肥として年間施肥量の3分の1を与えます。
7月、8月は肥料が効きすぎていると花芽ができにくいので控えます。
 ブルーベリー専用のブルーベリーの肥料というものもあります。
 玉肥、サカタのタネのボカシ肥料、上記のブルーベリーの肥料の効果を比較テストしました。
ブルーベリーの栽培日記 で記録しました。
 いずれにせよ鉢栽培では少しづつ肥料が効いてくることが大切です。
窒素肥料が多すぎると枯れることがあるので要注意です。
 液肥は肥焼けが心配なので原則として使用しません。
硫酸アンモニアのような酸性肥料を追肥として与えると果実が甘くなると言う説もあります。
 肥料ではありませんが活力剤としてメネデール液を時々、与えています。

  鳥対策と鉢の転倒対策
     色づいてきたものから鳥に食べられます。
     収穫を楽しむためには防鳥ネットが必要です。
       ホームセンターで防鳥ネットが売っています。
       角材を穴の開いた重しに刺して支柱にしています。
     レンガでネットの端を固定します。
     完熟する順番に鉢を入れ替えていきます。
       鉢の上のブロックは風による転倒防止のためです。
     一部の枝をネットで包む方法もあります。



  挿し木
 BBは挿し木で比較的簡単に増やす事ができます。
     ラビットアイ系の方が発根率がいいようです。
 2〜3年で大きく成長するので楽しみです。
 挿し木の適期は春の芽吹きの時期と初夏の新梢の伸びが止まった時です。
     剪定した枝を挿し木に使う事が出来ます。
 直射日光に当たらない明るい所に置いて土を乾燥させないように管理します。
 2〜3ヶ月位すると発根しています。以後は水やりを以前よりは控えめにします。
     1本ずつ小さなプラスチック鉢に移植しますが、発育の悪い苗は翌年の
     発芽前に移植した方が無難です。
     詳しくは 挿し木の仕方 をご覧下さい。

  接ぎ木
 スパータンという品種は優秀な品種ですが、栽培していて数年経つと何故か
樹勢が弱ってきます。
このようなときに樹勢が強いラビットアイ系のホームベルに品質は良いが栽培しにくい
品種を接ぎ木する方法があります。
接ぎ木の時期は休眠枝挿しと同じ3月下旬頃にします。
その後は台木の芽かきやシュートの剪定などの作業が必要です。
手技の詳細はブルーベリーの参考書に載っています。

   苗木の入手法
 ポピュラーな品種は園芸屋さんやDIYセンターで入手できます。
 多種類のBBを栽培してみたいと思われた方は下記等の
 通信販売を利用してみたらいかがでしょうか。
     ただし通販により取り寄せた苗木にはカタログの表示より劣るものがあり失望する事も
ありました。
     できたら直接店まで行って購入する事ですが、下記の通販店は経験上キチンとしています。

     大関ナーセリー 茨城県土浦市 0298−31−0394(お薦め)
         ブルーベリー専門のナーセリー
専門店だけに品種の多さは抜群。早めに注文しないと品切れになります。
http://www.ozekinursery.com/ozeki.htm

      ニッポン緑産株式会社 長野県松本市 0263−59−2246(お薦め)
         取り扱う品種も多く品質も良い。キチンと宅配される。
         http://www.ryokusan.com

      ※上記の2社のカタログにはそれぞれの品種の説明が載っていて参考になります。

      国華園  大阪府和泉市 0725−92−2737
         届くのがやや遅いが確実に宅配される。価格が安いのもいい。
             http://www.kokkaen.co.jp/gardenjapan/

サカタのタネ  横浜市都築区 045−945−8824上記
         品種は少ないが優良品種の紹介あり。
                  http://www.sakataseed.co.jp/

     ジョイフル本田 千葉県、茨城県、埼玉県、群馬県、栃木県にある大型のホームセンター
         果樹苗全般に時期により立派な物が安く手に入る。
         最近はポピュラーな品種しか置かなくなったのが難。

   栽培に適したポット
     南出株式会社のとんでもないポット http://www.minamidekk.co.jp/
      最近は縦にスリットの入ったこちらのポットを使用しています。
      根の発育が良いです。

   ピートモスの入手法
 関東地方の方はジョイフル本田で北海道産のピートモスが入手できます。
 カナダ産のピートモスを通販でお求めの方は
 アグリグリーン  東京都台東区 03−5687−0751
http://www.agri-g.co.jp/

 その他上記のニッポン緑産株式会社等で手に入ります。

  ブルーベリー栽培に役立つ参考書
 NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12か月(お薦め)
 ブルーベリー
 より多くの情報を知りたい方は 果樹栽培に役立つ参考書 の頁をご覧下さい。

  ブルーベリーを味わう
 完熟したものを生食するのが最も美味しいです。
 食べきれない収穫はジャムや酒にして楽しむことができます。
 ジャム ブルーベリー酒 の作り方の頁をご覧下さい。

   用語の説明
開帳性 :枝が横に張り出して成長すること。
立性  :枝が余り横に伸びないで上へ伸びること。
花芽   :花になる芽のこと、葉になる芽は葉芽と言います。  

    開帳性、直立性と区別してもあくまでも傾向であってどちらに分類して良いのか
    わからない場合が多いです。


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